ようやく時間ができた?(経済的理由という話も^^;)ので
DIYしました^^
八木澤望様が作っていらっしゃる『車速感応ドアロック』ユニットです。
八木澤様は自動車にこんな機能あったらいいな~~って
思うのを解決してくれる便利なアイテムを作っていらっしゃる方です。
八木澤様のwebページ
気になる方は一度覗いてみてください。
どういう効果があるのか?
車を走らせて速度が時速15kmでドアに自動でロックがかかります。
停車してPレンジ(RやN等も配線次第でOK)に
シフトするとドアが自動でアンロックします。
妻や子供を乗せている際の安全性を考えての取付です。
(高級車っぽく見せる遊び心もあり^^)
今回の取り付けに必要だったもの
○整備書コピー(ドライバーロアカバー・ドライバーアンダーカバー
アシスタントアンダーカバー・センター小物入れ)
○配線図コピー(PGM-FI ECU関連・運転席下ヒューズボックス関連
シフトポジションセンサー関連)
○ドアロックユニット(DLU03)
○割り込みリレー(WKR02)
○ヒューズ電源15A
○ギボシ端子(オス 18個)(メス 17個)
○
アース端子 1個
○分岐カプラ-
5個 6個
○ラジオペンチ
○圧着用のペンチ
○プラスドライバー
○10mmのスパナ
○インシュロック(タイラップ)
○延長用のケーブル 青・緑 各2.5mくらい 赤・黄・黒 各1.5mくらい
○配線チューブ φ7×2m
○ビニールテープ
○平ギボシ(メス) 3個
○ホーンスイッチ(on-off-on自動戻りスイッチ)
○はさみ
対象:Edix 17X 17X4WD (一部20X 20X4WD)
今回の作業手順
①配線をラフスケッチする
②延長ケーブルを製作し各ユニットに端子を取り付ける
③ドアロックユニットを取り付ける
④手動ドアロック・ドアアンロックスイッチを取り付ける
⑤割り込みリレーを取り付ける
配線が多いので頭がこんがらがります^^;
配線のラフスケッチをすることをお勧めします。
私の書きかけで殴ったように書いてありますが・・・^^;
※上の写真は書きかけのもので参考にはなりませんので注意してください。
自分がわかればいいことですので作業手順を
間違えないようにする上では必要かと思われます。
(ユニットの取り付け・配線の仕方も人によって違いますので)
特に割り込みリレーの配線ミス(ロック線とアンロック線の間違い)を
するとヒューズボックス内部でショートしたり
大変なことになりますので気をつけてください。
ケーブル類の製作と端子の取り付けです。
Y字分岐線
赤:メスギボシ―オスギボシ―オスギボシ
青:メスギボシ―オスギボシ―メスギボシ
緑:メスギボシ―オスギボシ―メスギボシ
黒:メスギボシ―オスギボシ――――
アース端子分岐カプラ
(写真はアース端子になっていますが分岐カプラに変更です)
延長ケーブル(短)
黄:メスギボシ―分岐カプラ
赤・青・緑・黒の短い方は5~10cm
黒の長い方は50cm~60cm
黄は15~20cm程度です。
Y字分岐線は売ってますが自分で作った方が
長さや端子の組合せも自由自在です^^
たくさん作るわけでもないので自分で作ってみてはいかがでしょう?
アース端子を分岐カプラに変更した理由は後ほど取付の際に説明します。
延長ケーブル
配線チューブ 約1.5m
赤・青・緑・黄 約1.6m
各線の端末にオスギボシ・反対の端末にメスギボシを統一させて圧着します。
割り込みリレー(WKR02)へ端子取付
灰黒:メスギボシ 灰:オスギボシ
桃黒:メスギボシ 桃:オスギボシ
赤:メスギボシ 青:メスギボシ 緑:メスギボシ
ユニット(DLU03)への端子取付
橙(2本):分岐カプラ 白:分岐カプラ 灰:分岐カプラ
赤:オスギボシ 青:オスギボシ 緑:オスギボシ
黄:オスギボシ 黒:オスギボシ
(黄は1本だけ使用します。1本は絶縁してください)
手動 ドア ロック・アンロック スイッチケーブル
配線チューブ(延長ケーブルで余った分を使用)60~70cm
青・緑・黒 各70~80cm
青・緑:端末にメスヒラギボシ反対の端末にオスギボシ
黒:端末にメスヒラギボシ反対の端末にメスギボシ
~~~~~~~coffee break~~~~~~~
バッテリーのマイナスターミナルは必ず外しましょう!
ドアロックユニットを取り付けます。
その前に延長ケーブルを通します。
整備書にしたがってアシスタントアンダーカバーと
ドライバーアンダーカバーを外します。
アシスタントアンダーカバーを外したら
センターシートアンダーカバーの奥を覗きます。
ケーブルを通せる空間があります。オスギボシの方を入れてやるように
ケーブルを押し入れドライバー側に引き出します。
ドライバー側からセンターシートアンダーカバーのほうに手を入れて
探ってみるとケーブルが来ていると思います。
ヒューズボックス付近まで引っ張っておいてください。
(写真上部にパーキングブレーキが見えてますね^^)
いよいよユニットの各線を接続です。
ECUは助手席側のコンソールボックスの下に固定されてます。
分岐カプラを噛ませやすいように配線に巻いてあるテープを
はがしてインシュロックを切ってしまいます。
(わかりやすいように左から2番目のカプラはずしましたが
ボケてるので意味がなかったですね~m(__)m)
ECUで必要な線は
車速センサー(車速パルス)・オルタネーターL端子
Pシフト信号(マイナスコントロール)
Rシフト信号(マイナスコントロール)
写真ではわかりにくいかもしれませんが
車速センサー:一番左のカプラの左上から数えて18番目(白/緑)の線
オルタネーターL端子:左から2番目のカプラの
左上から数えて10番目(白/青)の線
Rシフト信号:左から3番目のカプラの左上から数えて10番目(白)の線
Pシフト信号:左から3番目のカプラの左上から数えて12番目(青/白)の線
※Pシフト信号線は途中で分岐してスタータカットリレーへ延びています。
つまりエンジンスタータにつながっているので
Nシフトポジションともつながっています。
ここにつなぐとNレンジにシフトした場合もドアがアンロックします。
(これまたぼけてしまいましたm(__)m)
車速センサー線:左端カプラ18番白/緑←ユニット白 分岐カプラ
オルタネーターL端子線:左2カプラ10番白/青←ユニット灰 分岐カプラ
Rシフト信号線:左3カプラ10番白←ユニット橙 分岐カプラ
P/Nシフト信号線:左3カプラ12番青/白←橙 分岐カプラ
ACC電源線:延長ケーブル赤メスギボシ-ユニット赤オスギボシ
ドアアンロック線:
延長ケーブル青メスギボシ-Y字分岐青線-ユニット青オスギボシ
ドアロック線:延長ケーブル緑メスギボシ-Y字分岐緑線-ユニット緑オスギボシ
自動再ロック用線:延長ケーブル黄メスギボシ-ユニット黄オスギボシ
アース線:延長Y字分岐黒アース線メスギボシ-ユニット黒オスギボシ
※20X 20X4WDでは右から2番目のカプラに
Pシフト信号・Rシフト信号が来ているみたいです。
そのカプラは線が3本しか接続されていないらしく
見つけやすいと思います。
20X 20X4WDの方はそちらを利用されたほうが
いいかと思われます。
右から2番目のカプラのPシフト信号は6(緑) Rシフト信号は5(白)
と情報をいただきました。
(配線図を確認したわけではないので確認されることを
お勧めします)
車速センサー・L端子・ドアロック・アンロックは共通です。
手動ドアロック・アンロックスイッチを取り付け配線します。
運転席側だけでなく助手席側でもできる
手動ドアロック・アンロックがほしい!と思っていたんです。
外観を損なわずにどこかいい場所ないかと探して探して・・・
ほんと~~にスイッチをどこにつけるか悩みました^^;
結局こんなところに・・・・
ハザードスイッチ下の小物入れの左側です。
蓋を開いて蓋を掴みながら左側を手前にずらせば簡単にはずれます。
両側一緒に引っ張ると取れにくいですね^^;
ホーンスイッチを取り付けるための穴を開けました。12mmの穴です。
(加工は会社でしたためカメラに収めることができませんでしたm(__)m)
スイッチ用のケーブルを通します。ECUの方に続く隙間があります。
スイッチにケーブルを接続します。
真中にアース線を接続し残りは青と緑をどちらに接続してもいいです。
今回はスイッチを上げてアンロック・下げてロックにしています。
接続したら小物入れを元通りに押し込んでOKです。
スイッチのケーブルをユニットに接続します
ユニット-Y字分岐青線-スイッチ線青オスギボシ
ユニット-Y字分岐緑線-スイッチ線緑オスギボシ
ユニット-延長Y字分岐黒アース線-スイッチアース線黒メスギボシ
アース線を車輌に接続します。
助手席コンソールボックスを開ける(普通に開けてからボックスの横を
押しながら開けるともっと開きます)と右側に
ボルトで止められたアース端子が見えます。
そのボルトをゆるめてアースを接続しようと思いました。
・・・が固くてゆるまない^^;
アース端子を切り離し分岐カプラで接続しました。
アース線分岐カプラ・・と訂正しているのはこのためですm(__)m
これでユニットの配線は終了です。
~~~~~~~coffee break~~~~~~~
割り込みリレーを取り付けます。
整備書に従いドライバーロアカバーを外します。
(ステアリングの右横です)
割り込みリレーの灰・灰黒・桃・桃黒の線をドアロックアクチュエーターの
ロック・アンロックの線を切断して接続します。
ヒューズボックスのヒューズが並んでいる上にリレー類が何個かついてます。
その上にある48と言うコネクタです。
右隣に323という青い線が2本つながっている
小さな黄色のコネクタがありますのですぐ見つけられると思います。
(323はケーブルがかぶっていて見えませんね^^;)
48コネクタの左上から数えて2番め(黄)と12番目(青)が
ドアロックアクチュエーターにつながっています。
48コネクタと隣の323コネクタを外し
48コネクタの2番目と12番目の線を切断します。
つながっている線の束をヒューズボックスの後ろから押し出し
できるだけ作業しやすいようにしたほうがいいです。
ギボシを圧着するにはケーブルが短いので気合を入れて作業してください。
ここはギボシスリーブ後入れの奴を使うといいですね。
(先に入れるのを使用したので難儀しました)
ドアアンロック線:コネクタ側黄メスギボシ アクチュエーター側黄オスギボシ
ドアロック線:コネクタ側青メスギボシ アクチュエーター側青オスギボシ
割り込みリレーと接続します。
ドアアンロック線:コネクタ側黄メスギボシ-リレー灰オスギボシ
ドアアンロック線:アクチュエーター側黄オスギボシ-リレー灰黒メスギボシ
ドアロック線:コネクタ側青メスギボシ-リレー桃オスギボシ
ドアロック線:アクチュエーター側青オスギボシ-リレー灰桃メスギボシ
他の線も接続します。
ドアアンロック線:延長ケーブル青オスギボシ-リレー青メスギボシ
ドアロック線:延長ケーブル緑オスギボシ-リレー緑メスギボシ
自動再ロック用線:延長ケーブル黄オスギボシ-延長ケーブル黄(短)
自動再ロック用線:リレー灰黒線←延長ケーブル黄(短)分岐カプラ
そして電源の接続です。
今回はヒューズ電源を使用しました。
シガーソケット用27番のヒューズを抜きヒューズ電源と入れ換えます。
ヒューズは線が出ているほうが下になります。
ACC電源:ヒューズ電源線-Y字分岐赤線-延長ケーブル&リレー赤
これですべての接続が終了しました。
バッテリーのマイナスターミナルをつないで試してみましょう。
うまくいったらケーブル類を束ねるなどして配線を隠しましょう^^
お疲れ様でした。
※今回の作業はほんの1例です。
私はいくつかの配線をECU側から取りましたが
メーター裏にも同じ内容の配線が集まっています。
配線を伸ばすのが嫌だと思う方・助手席側にスイッチいらないと思う方
メーター裏からとってみてはいかがでしょう?
私のとった方法とは配線内容もガラっと変わりますがユニットとリレーを
直結できたり作業が楽だったりメリットがあると思います。
配線図が手元にないため詳しいことは書けませんですが・・・^^;
作業をする場合すべて自己責任でおねがいします。
この作業内容がすべてではありませんし
被害がでても保証や補償もできませんので
十分注意して作業してくださるようお願いします。
今回ユニットを取り付けるにあたり
ike-raさんより
多大なご協力をいただきました。この場をおかりしてお礼申し上げます。
ありがとうございましたm(__)m
ike-raさんはEDIXに面白いことをしていらっしゃいます。
エディにLEDカーテシランプの取り付けなど面白いアイディアですよね。
是非ike-raさんのHPに伺いましょう^^
Edix Garage Life
そして質問ばかりぶつけていた八木澤様
丁寧に答えてくださりありがとうございます。
これからも実用的なアイテムを作ってください。
ありがとうございましたm(__)m
次はリバース連動ハザードユニットいってみます^^